Touch The World

青年海外協力隊2017年度2次隊でエチオピアに行ってきます!!

【Day12】15/10/2017(Sun)

Jupiter Hotel

 

ドミトリーの近くにあるホテル。
アディスアベバにある高級ホテルの一つで、外装も内装もとてもキレイ。
入口のX線セキュリティもしっかりしているし、スタッフの対応も丁寧だった。
入口に入るとすぐに、Barがあり、その隣にはブッフェレストランがある。
Barは昼間、喫茶店としても営業している様子。
メニューをみるとコーヒー一杯35ブル。
いつもの6倍…(笑)

ここは、数少ないWi-Fi環境が整っている。
Wi-Fiはきっちり2時間。
毎回パスワードが変わるようだ。
Wi-Fiの強さは、まぁまぁ、動画を見ようとすると少し重いが、
普通のネット作業なら問題なさそうである。

2時間後、会計は70ブル。
席料だけで30ブルも取られている。さすが高級ホテル。

スリの被害未遂

 

他の同期隊員が遊びに出かけた途中でまたスリ未遂にあった。
相手は子供3人。物売りを装っていた。
かばんは前で背負っていたのに、目の前にお菓子を並べた箱を見せられ
箱の下で死角になったファスナーを開けられたとのこと。
幸い、前に背負うだけでなく抱えていたので、違和感を感じ未遂に終わったとのこと。
バレたと察したのか、子供たちはそそくさと去っていったらしい…。
やはり外国人であるだけでターゲットにされるようだ…。

【Day11】14/10/2017(Sat)

洗濯

エチオピアに来てから初めての洗濯。
ドミトリーには洗濯機が2台ある。
古いタイプで、洗濯槽と脱水層が別れている。
最長で15分の洗濯&15分のすすぎ+5分の脱水。
干す時間も含めると、1時間程度かかる。

大きめの洗濯機もたくさん用意してある。
手洗い用の桶だ。
任地に行けば、洗濯機は望めないだろう。
ここで、少し手洗いに慣れておいたほうがいいかもしれない。
ちなみに、洗濯板が100均で買えるので、用意したほうが良い。

エチオピア人との交流

大貴のエチオピア人の友人メネリクと12:00にエドナモールで待ち合わせ。
のはずだったが、彼から12:30にしてほしいとメールが入った。
If you are uncomfortable という書き出し…。
いやいや、遅れてきたいのはそっちだろ??というのが、こちらの感想(笑)

いずれにしろ、12:00過ぎには間に合うようにエドナへ向かった。
昼食をとり、エドナの近くにある教会に出かけた。
入ってみたかったところだから、良かった。
メネリクいわく、アディスアベバで2番目に大きいらしい。
なかに入り一周した。
仮に信じていなくても、入る前には3回十字架を切るように言われた。
写真を撮影してもOKと彼は言う。
全体像の写真を撮影した。

エチオピアの教会は毎晩決まった時間からアムハラ語の授業をしてくれるという。
もう少し上達したら行ってみてもいいかもしれない。
それから、毎週日曜の朝とエチオピアカレンダーで27日には、
教会が開いているという。
中に入る時には靴を脱ぐ。
男性用と女性用と神父用の入り口がある。
出る時には男性も女性用から出ても構わないらしい。

そのあとは、高級デパートに行った。
デパートといってもとても小さいのだが…。
ブティックのような感じで、服やアクセサリーが売られていた。
エチオピア人は積極的な接客はあまりしてこない。
店に入ってもhelloと言われるだけだ。
外国人買い物客にとっては、ありがたい。

チマキ

帰ってくる途中に買い物をして、チマキを飲んだ。
チマキとは、100%しぼりたてのフルーツジュースのこと。
オレンジのみは30ブル。
ミックスは25ブル。
ミックスはアボカド、グアバ、白いの(何とかサワー(笑))、パパイヤ。
砂糖も入れていなので甘すぎず、健康的だった。

韓国料理店

18:00ごろから、先輩隊員が数名で食事に行くというので、ご一緒した。
RAMADAホテルの近くにある韓国料理店
結果的に一人382ブルの支払い。
日本人にとっては2000円程度だからとても高いわけではないが、こっちで頂いている生活費を考えると今回の出費はすこし痛い。しかし、楽しかったしおいしかった。

協力隊ではないNGOの職員がいた。
彼女はいくつかのNGOに所属しているが、NGOの活動よりも、エチオピアの労働環境を整えること、特に雇用を創出することに興味があるらしい。エチオピア人が作ったNGOとのつながりを日本のNGOが持っているのだという。エチオピア人自身が自分たちの課題を解決しようとする姿勢に感銘を受けて、エチオピアに来たのだという。

エチオピアにおける日本人コミュニティは小さい。
小さいが、協力隊としか話ができないわけではなく、他の手段で国際協力に貢献しようとしている人との出会いも多くある。JICAのドミトリーはそういった、違うバックグランドをもち違った角度から活動している人たちとの憩いの場でもある。

【Day10】13/10/2017(Fri)

経済財務協力省への表敬訪問

事務所からクルマで20~30分ほど離れていたように思う。
途中で、UNの事務所があったり、他の省庁の建物があったりした。
さすがに大きくてきれいである。

9:30~15分程度の表敬。
相手方は男性2名女性1名で受けてくれた。
中心にいた大柄の人が、アジアとの窓口代表らしい。
昨日習いたての拙いアムハラ語で自己紹介し、その後英語で自己紹介を繰り返した。

全員終わると、何か質問はあるか?と問われた。
「しまった」と思った。
こういう時は、何か用意しておくべきである…。
全員何も答えなかった。
仕方ないので、「グラゲ周辺の特産物を教えてほしい」と聞いた。
偽バナナと答えられたので、おそらくエンセーテの事だろう。
エンセーテはインジェラに対抗する南部周辺で好まれる主食とのこと。

他に質問もなく、会は終了。
残念ながら醜態をさらしたように思う。
もう少し積極性や元気はあった方がよかったと思う。
省庁の要人に対する質問など考えろと言われても思いつくものでもないが、
いきなり問われるよりは用意しておいたほうが良い。

表敬が終わってからは、近くにあった喫茶店でコーヒーをいただいた。
とてもおいしかった。
同行していただいたJICAの部長の話では、
スラムに見える地域は、実はスラムではないという。
もともと彼らはあーいう生活をしていて、
周りが近代化してきたために相対的に貧しく見えているだけ。
田舎から出てきたが仕事が見つからず仕方なくスラムに住んでいるわけではない。
自尊心が高く、変に先進国の人間に謙ることなく、他国の人とも対等に話をしようとする姿勢はエチオピアの良いところ。しかし裏を返せば融通が利かない、頑固。

ちなみに、土地はすべて国有地なのだとか。
つまり、店にしろビルにしろ、何かを立てる際には、国とリース契約を結ぶらしい。
99年リースなどの超長期契約があるのだとか…。
もちろん、リース契約を結んだあと土地の使用権の転売(土地ころがし)が起こっているので、事実上アディスアベバの地下は高騰しているそうだ。

10:00過ぎに出発し、10:30ごろ事務所に帰って来た。
帰り道で、HIVのフリー検査のテントがあった。
どこがやっていたのかまでは見えなかった。
行列もできていたかは分からないが、そういうものがあるのは良いことだと思った。

任地についての情報

事務所に戻ってからはブリーフィングがあった。
任地が求めている具体的な要望を聞くことができた。
聞くと、私の任地には、過去にはJICAの一村一品プロジェクトが入ったらしい。
一時は盛り上がりを見せたものの、プロジェクト終了後に継続せず。
それを再興することが先方の希望らしい。
会計管理もめちゃくちゃなので整備してほしいとのこと。

担当するのは、アベシゲ協働事務所。
25のさらに小さな協働事務所を管理している。
アベシゲ協働事務所のエキスパートと25の事務所のエキスパートと協力して活動を行う。25のうち遠いものはアベシゲ事務所から、43キロ離れているらしいので、近場でいくつか選べばよいとのこと。地域住民の収益向上並びに、それを管理するエキスパートの能力向上、および会計管理の整備が具体的な要請内容。

数年前にすでに短期ボランティアでゲタという地域にJICAボランティアが入っている。短期なので活動は9か月だが、とはいえ、彼は一村一品プロジェクトの再興に成功。今回は2年の滞在なので大いに期待しているとのこと。

JICAのスタッフによると、青年海外協力隊を一つの地域に送るのは連続でだいたい3回までらしい。3回連続でボランティアが来ると考えて、6年スパンで物事を考えそのうちの最初の2年を担当すると考えたほうが良いとのこと。

確かに話は分かるが、2年で仕上げられる部分については当然仕上げてしまいたい。
短期の9か月でも大いに貢献できる部分はあったのだ。
継続されたボランティアが確実に来るとも限らないし、
継続されたボランティアにもやりたい事はあるのかもしれないし、
必ずしも、私の活動がきちんと引き継がれるとも限らない。

アムハラ語②

午後のアムハラ語は、とても難しかった。
昨日は自己紹介。
本日は、

他己紹介
■三人称(彼は、彼女は、彼らは…)の言い方
■否定文の作り方
■挨拶の時間ごとの言い分け(おはよう、こんにちは、こんばんは)
 ※さようならにも、時間ごとに違いがある。

アムハラ語のいいところは、英語とちがって、文法が日本語と似ているところである。
英語は、「I am KATO」=「私は、です、加藤」の順に語が並ぶ。
しかしアムハラ語は、日本語と同じく「私は、加藤、です」の順番で言葉が並ぶ。
要するに語彙力が上がれば、文章を作ること自体は、そんなに難しくはない。

しかし、日本語や英語と違うのは、主語によって、述語=「です」当たる部分が変化すること。主語は、「わたしは」「あなたは(男)」「あなたは(女)」「彼は」「彼女は」「あなた方は」「彼らは」「私たちは」などなど多数…。ここが、アムハラ語のとっつきにくいところである。

【Day9】12/10/2017(Thu)

ラジオ体操

本日よりラジオ体操を開始します!!(笑)

訓練所では毎朝の朝礼後にラジオ体操がある。
それにならって、ドミでもみんなでラジオ体操をすることにした。
6:45~ラジオ体操。
第一と第二とレゲエバージョン(笑)

アムハラ語授業スタート!!

午前中は、アムハラ語の授業だった。

今日の内容は、

 

■発音についての確認

■簡単な自己紹介

 

母音にも子音にも、英語や日本には存在しない音があった。

舌と喉を上手く使って軽く破裂するような音を出す。

できなくても、通じると先生は言うが、発音練習はしておいたほうが良さそうだ。

 

明日は、財務経済協力省への表敬訪問がある。

今日覚えた自己紹介文は完全に丸暗記していこうと思う。

本日覚えたのは、

『こんにちは。私はクニです。日本から来ました。マーケッターです。』

 

この授業では基本的に文法と単語と例文やダイアログをバンバン覚えていくようだ。

アムハラ語の文字については学ばない。 

 ブンナ

 アムハラ語で、コーヒーの事をブンナという。
エチオピアはコーヒーの国。
他にもコーヒーを生産している国は多数あるが、
自国でも消費している国はエチオピアくらいしかない。
ちなみに、エチオピアが輸出しているコーヒーの約20%は日本に送られている。

今日は昼食後のランチで、コーヒーを実際に入れている姿を写真に収めることができた(^^)

健康管理オリエンテーション

 JICAエチオピアには常駐している日本人の健康管理員がいる。
看護師の免許を持ち、エチオピアにいる60人の隊員やその他調整員や恐らく専門家の健康管理を一手に引き受けている、超多忙な女性だ。

その方に引率されて、午後は予防注射からスタート。
事務所から歩いて15分くらいのところに病院がある。
小さいが、このあたりではスタンダードらしい。
大きな看板があり、他の家々に比べれば、中も小綺麗である。

本日受けたのは腸チフス
二本松訓練所でも、かなりたくさん受けたが、現地でもまだまだ予防注射は続く…。

予防注射が終わると事務所に戻り、レクチャーがあった。
この国でかかりやすい病気と、対処法と予防法。
着任後3か月は慣らし期間として、走るなとのこと。
とにかく酸素は薄い。普通に生活する分には何ともないが、少し階段や上り坂に差し掛かると、日本では考えられないくらい早く、息が切れる。
酸欠は頭痛を招き、ひどければ意識不明にもなるため、
身体が慣れるまで走るなと言われた。

それから、問診があった。
家族も含めた既往歴や、これまでのストレスの履歴と対処法。
一人暮らしの有無や、調理経験の有無、飲酒・喫煙の頻度等、細かくチェックされ、
今後の2年間気を付けるべきことを個別にご指導いただいた。
『独身』に〇を付けたためか、「この国の女性には気をつけなさい」とお達しが…。75%は性病を持っているとのこと…。
もちろん全てがエイズではない。淋病・梅毒なども含めた数字だそうだ。

【Day8】11/10/2017(Wed)

ドミトリーへ引っ越し!

 9:00に出発
初日に空港から送ってくれた運転手だった。
先日歩いたときには遠く感じられたが、クルマだと早い(^^)

ドミトリーに着くと、ドミ管(ドミトリー管理)と呼ばれる3人の先輩隊員に迎えられた。そのまま、ドミトリーの使用方法を教えてもらった。

基本的には、新隊員の現地訓練中および療養者、地方隊員上京時に使用。
一泊10ブル
外履きのまま入室しない。スリッパを履くこと。
PCルームは貴重品室でもある。
PCはネットに繋がっていないものの、プリンターは使用可能。1枚1ブル。
外付けHDDに映画などが入っているので、自由に見ていい。
PCの中にも、過去のJAPAN FESTIVALの映像が入っている。
管理費及び先輩隊員帰国時のおみやげのために、600ブル支払う(ドミ費)。
共有スペースに私物を放置しない。
ガスやトイレットペーパーなど、全員で共有するものは、ドミ費から捻出。
風呂のお湯は給湯器で沸かして溜めておく方式。
湯量は有限なので入る時間をずらすこと。
平日はお手伝いさんが掃除をしてくれる。
『どーぞボックス』は先輩たちが残していったもの。自由に持って行っていい。
表のカギはオートロック。
オートロックのため、停電時は開かない。ジェネレーターを回してから開けること。

エチオピア日本大使館 表敬訪問

 午後は大使館訪問。
大使とのお話の機会をいただいた。

大使館に向かうクルマの中には、田中次長が同乗され、お話をいただいた。
エチオピアの平均月収(学校の先生)は、アディスアベバで1500~2000ブルだという。すでにJICAから10,000ブルもらっている。ボランティアなので給与ではなく生活費の勘定に入るとはいえ、これはすごい差である…。

大使館は立派だった。
当たり前だが、大使館の職員は全員日本人というわけではなさそうだ。
門番からお茶を入れてくれた女性スタッフまで、エチオピア人だった。
彼女たちの給料は他と比べると少しはいいのだろうか…。
そんなことを思ってしまう。

Visitor Cardを胸につけ、中に入ると、小さな図書館のようなものがあった。
ここまでは気軽に入ってよいとのこと。

大広間に通された。大変きれいで立派だった。
大使に、順に自己紹介をした後、それぞれの任地の様子について教えていただいた。

 

その後は質疑応答。

誰かがKOICAとの関係を質問した。
KOICAとはJICAの韓国版。
KIOCAもJICA同様、エチオピアに60人程度のボランティアを送っているが、
3都市程度に集中させており、田舎に派遣しているわけではないという。

日系企業で進出しているのは4社。JTが500億円で最大。エチオピアのたばこ産業を買収し、今後の人口増加による需要に対して投資している。その他、三菱商事と丸紅などの商社。それから、シープスキンのアンデュアメットである。

過去には長谷部誠が来たこともある。
実際に使用した日の丸入りの金のスパイクが手渡されたらしい。
政治家の先生が来たときにも、協力隊が接待、もしくは私たちに会いたいと望まれることもあるのだという。

正月には賀詞交歓会が催されるとのこと。
エチオピアにいる200人程度の日本人は希望すれば参加可能。
寿司が食べられるとのこと(笑)

天皇誕生日に催される会は一般的には、他国の大使を招く会とのこと。
一般参加はできない。

久々の中華!

 先輩隊員が、スーさんと呼ばれる女性が、今夜中華レストランで、数名で食事をするという。私たちもそこに参加することにした。

中華は本当においしかった。
麺類が多かった。久しぶりに醤油味を食べた。
水餃子やうどんのような食べ物や、焼きそばのようなものきゅうりの漬物など、本当においしかった。ドミのちかくで良かった。
ビールの瓶は、相変わらず、飲み口が汚い…(><)(笑)
開けた後に拭かないと、フタのさびなのか、赤い汚れがつく。
回収されたリサイクル瓶は本当に洗浄しているのだろうか…(笑)

【Day6】09/10/2017(Mon)

本日は、JICAエチオピア事務所も日本のカレンダーにならって体育の日でお休み。
引き続き市中散策に宛てた。

マスカルスクエア

 マスカルスクエアはとても広い広場で、高速バスなどの駐車場も併設されている。
トランクなどの大きな荷物を抱えた人々が乗り降りしている。
エチオピアにも大きな荷物をもって旅行する人はいるのだ。

エチオピアにきて気づいたことの一つに、信号機がないこと。
歩行者優先の文化が日本のように根付いているようで、横断しようと待っていると、減速してくれる(決して泊まってはくれない(笑))その隙にわたってしまうのだ。

しかし、ここは大きな交差点があり、ここで初めて信号機をみた。
でも、歩道用の信号は永遠に青にはならなかったので、みんな強引にわたっていた(笑)ここは、地元の人にならって、強引にわたるしかない…(笑)

数年前から、中国がつくったモノレールが走っていると聞いたが、マスカルスクエアから眺めることができた。10分程度の感覚で走っているように見える。
2両編成の小さな電車だ。

ピアッサ

 ピアッサに行くには、たくさんの坂を上らなくてはならない。
かなりハードだ。

しかし、町並みはアディスアベバの中心とは少し違って、趣が出てきた。
古き良き町並みの残る、懐かしさを感じる場所だ。

日本で言えば、川越あたりに行って、江戸時代の建物を見ている気分だった。
家具店が多いように思った。椅子を担いで歩く人や、切ったり削ったりしたときの木のいい香りがしていた。

中心地ほど新しい建物はないが、テントが歩道に並び、靴や本や子供用のおもちゃなどがところ狭しと売られている。日本の祭りや縁日のようだ。コミカルで明るい音楽も流れていた。

聖ギオルギス協会

ピアッサの中心に位置する、古い教会。
地球の歩き方にも載っている有名な場所。
8角形の面白い形をした教会だ。
写真を禁止されているようだったが、正面から1枚だけ撮った。
中にも入りたかったが、ガイドが必要と書いてあったし、ガイドの見つけ方も入り口も分からなかった。勝手に一周した。額を聖堂の壁に押し付けて祈りをささげる人、聖堂に向かいひざまづいて頭を地面につけて祈る人、聖堂の周りにいくつかある屋台のようなもののカーテンを開けて、中にある絵に祈りをささげ、額をくっつける人。様々だった。大聖堂の周辺には、聖書や十字架などのアクセサリーがたくさん販売されていた。

【Day5】08/10/2017(Sun)

初の早朝散歩!

 

ホテルの周りについては、少しずつ把握できるようになってきた。
エチオピアの日の出はだいたい6:10分前後。
6:00散歩に出かけることにした。
アディスアベバの朝の様子を少し書いてみる。

日曜だからかもしれないが、朝は人通りも少なく、空気もきれいで、静かでいい。
しかし、相変わらず野良犬が多い…。しかもデカい…(笑)

日中は30度近くまで上がる日もあるが、明け方の最低気温は10℃を切る。
道行く人も寒いのか、大きな布を頭からかぶっている。
イスラム教徒と間違えてしまう…。
飲み屋は朝までやっているらしい。
朝のお祈りを録音する前、遠くのほうでディスコのような音も聞こえていた。

肉屋が6:00にはオープンしているようだ。
今さばいたばかりに見える、ヤギだか牛だかを屋台のような店内の壁に、
まるまんまひっかけてある。

ごみ箱が結構点在しているが、使用感はほとんどない。
中身が入っていないか、あふれているかのどっちらか…。
道にはごみがたくさん落ちている。きちんと使えばいいのに…。

JAPAN FESTIVAL

 

どこの国にもある思うが、協力隊員が中心となって開催されるJAPAN FESTIVALというものがある。
会場はユベントスと言われる場所だ。
見たところ、日本の体育館のような作りをしている。
バスケットゴールがあって、正面には舞台がある。
舞台の幕はあずき色だ。

お好み焼き:20ブル(小)30ブル(大)
焼き鳥:10ブル
バナナシェイク:20ブル
タコライス:30ブル
牛丼:25ブル
などの食事関連の出し物があり、他には折り紙を教えたり、浴衣の着付けコーナーがあったり、盆踊りのビデオが流れていたり、JICA volunteerについて説明する会場などもあった。

エチオピア日本大使館も出し物をしていた。成城石井のコーヒーを入れていた。
ロープポンプについて説明するコーナーもあった。

会場の真ん中には客席が設けられており、ステージではたくさんの出し物をしていた。
ソーラン節は人気だった。エチオピアに駐在している人の子どもたちによる出し物もあった。アンパンマン体操をしていた。駐在している人の奥さまたちによる、エチオピアダンスも良かった。みんな白い民族衣装を着ていた。聞くと1200ブルで購入できるとのこと。

12:30からサイエンスショーが開催された。
絵本を使って、動物の実寸を説明するものや、空気砲で3本のロウソクの火を消すゲーム。ガラスを温めて膨らましてみたりしていた。

初のスリ被害!?

 

JAPAN FESTIVALに行く途中に、3人組の子どもたちに囲まれた。
こっちは6人。
しかし、一番荷物をたくさん持っている一人が狙われた。
2人に囲まれズボンのポケットを漁られた。
残りの一人は、私たちが犯行を見えないように動き回って、死角をつくっていた。
結局被害には遭わなかったが、巧妙だった…。