Touch The World

青年海外協力隊2017年度2次隊でエチオピアに行ってきます!!

【Day2】05/10/2017(Thu)②

ホテル着

 

ホテル着は朝8:30ごろ。
部屋は思っていたよりも広く、キレイだ。
部屋は4階。しかし、日本の1階に当たる部分は0階とカウントするため、
日本風に言えば5階。
エレベーターを使わずに50キロにも上る荷物を持ち上げるのは結構キツイ…(笑)

チェックインして、部屋に荷物を置いたら、本日のスケジュールについて
軽く打ち合わせ。

11:30より正装でJICA事務所に向かう。
12:00-13:30で昼食。
エチオピア時間で朝の8:30は日本の14:30。

時差ボケについては気にされず、予定が立て込んでいる…(笑)

本日空港より案内してくれている現地調整員の上岡さんによると、
水は煮沸すれば飲めるらしい。
ホテルの近くにある現地語で「スク」と呼ばれる店で水も買えるとのこと。
水をウハという。1リットルで6ブルとのこと。
1ブルは5円。
つまり水1リットルが30円。破格だ…。

休憩

 

9:00ごろから、11:30までの休憩。
荷物の整理をして、お風呂に入って、少し眠ろうと思った。
しかし、お風呂のお湯はスイッチを入れて30分経たないと出ないらしい。
スイッチは入れたが、お風呂に入るのはあきらめた…。

ホテルにはWi-Fiが完備されていた。
思いのほか繋がった。
アディスアベバ空港で撮った写真も友人や家族に送ることができた。

10:30くらいから30分ほど昼寝をした。
眠かったのであまり気にならなかったが、すぐそこで、建設している音がする。
道中でも見たが、建設ラッシュだ…。

JICAエチオピア事務所

 

11:30にJICAカーの迎えが来た。
事務所は、ホテルからクルマで10分程度のところ。
6階と7階がJICAオフィスである。
0階があるので実質7階と8階。
停電するとエレベーターが泊まるので、階段で登った。
アディスアベバは標高2400mにある。富士山の6合目くらい。
酸素が薄いからか、とても息が上がった。

これからの2年間、事務所にはパスポートや貴重品を預けることができる。
現在、エチオピアから他国へは、安全面から空路しか使えない。
つまり必ずアディスアベバを通過するのでわざわざパスポートのためだけに上京するわけではないから先輩隊員もみな預けているとのこと。
貴重品の中にはUSドル・日本円・印鑑・クレジットカード・日本の免許証などが含まれる。

その後、10000ブルの札束を渡された。
約5万円。1か月と少しの生活費に相当するとのこと。

待ちに待ったLunch Time!

 

12:00になりランチタイム。
近くにイエメン料理のレストランがあった。
ナンの薄いものを、ツナ缶のペースト状にしたようなものとオリーブオイルを混ぜたソースにつけ食べる。美味しかった。あとは、タイ米のように細長くぱらぱらした米を、チキンや羊を一緒に炊いたものが出てきた。トマトを刻んだものやバジルのソースなど2種類あり、少量をかけていただく。現地の人たちはこれを素手で食べていた。私たちはスプーンを使った。飲み物にはストロベリージュースを頼んだ。100%しぼりたてのジュースらしい。フルーツジュースのことを「チマキ」という。ストリベリー以外にもいろいろな果物のジュースがある。ミックスすると、コップの中で層を作って提供される。水を混ぜていないので、とても濃く混ぜない限りは分離している。見た目もきれいだった。果物自体の糖度は低いとのこと。砂糖がたくさん使われているのだろうと思った。

食べきれないほど出てきたが、一人250~300ブル程度。1500円くらいだ。
量や味から見れば高くはないが、日本の物価と大差ないことに驚いた。

物価 

 

ちなみに、現在泊っているホテルは一泊5500円とのこと。
広いし設備も整っているので、高いとも思わないが、日本のビジネスホテルと大差ない。
ちなみに、エチオピア隊員が利用するJICA所有のドミトリーは一泊10ブル(50円)

え、安すぎませんか…?(笑)

ブリーフィング開始。

 

14:00~15:00で安全管理のミーティング。
アフリカ諸国と比較すると治安は格段に良いとのこと。
しかし、経済成長の背景には、上がり続ける家賃やそれに対して伸び悩む賃金など、
生活苦が隠れており、政府への不満が募っている。外国人をターゲットにすることはないものの、暴動に巻き込まれるケースは散見されるとのこと。集会やデモが開かれる地区を教えていただいた。なお、首絞め強盗がありすでにJICAスタッフが2名被害に遭っている。こういった被害は20:00~22:00ごろに多く見られる。暗くなったら出歩かない。出歩くなら一人は避ける。近くてもクルマで。などの注意点が挙げられる。

15:15~15:45まで提出物。
パスポートを提出する代わりに、エチオピアに住んでいることを証明ができるIDカードが発給される。エチオピア人も外国人もみなそのIDカードを持っているらしい。そのIDカードを持っていないと、再入国もできない。財布と一緒にしておいてスリにあったら大変だ…。携帯電話が貸与された。プリペイド式で私用に使ってもいいらしい。その他、マニュアルの類のものをたくさん配布された。

16:00より所長との面談。
所長は日本人の男性だった。隊員6人全員で所長室に入室し、お話をいただいた。
エチオピアでの生活について、仕事について、文化についてだった。
エチオピア航空を使ったのは、今回が初めてとのこと。
今後JICAボランティア派遣の際には、優先的に使っていくそう。
サービス面の質を問われたので、正直に安全管理が甘いと指摘した。

着任1日目終了…

 

17:00になり、ホテルまで送迎された。
ホテルの受付で朝食のオーダーをした。
メニュー表があり、そこから自由に選ぶことができる。
卵も、ゆで卵やスクランブルエッグ、目玉焼きやポーチドエッグなど調理法も選べた。
思ったよりも至れり尽くせりである。