Touch The World

青年海外協力隊2017年度2次隊でエチオピアに行ってきます!!

【Day16】19/10/2017(Thu)

アムハラ語⑥

 

本日は以下の内容。
■「存在」を意味する語のチェック。
■レストランでのオーダーの会話例
■同僚とのランチタイムでの会話例
■チマキ屋さん(フルーツジュース屋さん)での会話例
■コーヒー屋さんでの会話例

「存在」を表す言葉=誰かが「いる」と表現するときの言葉は、
以前ならった「所有」=「持っている」と語源は同じ。
しかし、「存在」として使うときと、「所有」として使うときでは、語の活用が変わる…。
原形は同じなのに…。これは、かなり面倒くさい。

会話例は、単語さえ覚えてしまえばOK。
あとは繰り返しよんで、慣れておこう。

コーヒー屋さんでの会話例は、ちょっとおもしろい。

客 :コーヒーください。
店員:申し訳ありません。今は、熱いものは提供できません。

ん?なんで、こんな変な文章が、授業の会話例で出てくるの…?
実は、これ、とってもよくあるシーンなのだとか…。

原因は、「停電」
停電したら、確かに熱々のコーヒーは入れられませんね(笑)
エチオピアらしい…(笑)

JICAエチオピア事務所 教育セクターからのレクチャー

 

エチオピアの教育についての課題は、

Access
Quality
Efficiency
Equity
の4つ。

1つ目がAccessの問題。
学校が遠すぎて徒歩で2時間もかけて通う。途中でドロップアウトする子もいるらしい。

2つ目がQuality。授業の質の問題。
学校がそれだけ遠くにしかないという事は、生徒数に対して学校の数が足りていないことでもある。現在は1クラスに100人くらいの生徒が集まる。
先生は当然マネジメントできない。つまり授業の質は下がる。

3つ目はEfficiency。
授業の質が悪いということは、つまり、効率的ではないという事。
先生は一人ひとりの分からないところを的確に始動してあげられるわけではないので、同じ学年を何度も受ける生徒もいるのだとか…。

4つ目にEquity。
教育への男女の機会均等である。

JICAはAccessとQualityについて、援助を行っている。
学校建設はもちろんのこと、たとえば現在は黒板にチョークで字を書くだけの授業だったのが、理科室での実験を行えるような先生を養成するなど、授業の質の向上に寄与している。

 

プライベートセクターからのレクチャー

 

JICAエチオピアにはプライベートセクターと呼ばれる部署がある。
活動内容は、
A:Policy Learning
B:KAIZEN
C:Domestic Private Sector Transformation
D:Improving Investment Climate
E:Strategic FDI Attention

一言で言えば、日本のような工業化された国になるため、特に中小企業を強くするためのセクターである。その為、日本の技術者や専門家を呼び、エチオピアの政治家に対して、工業化に必要な政策について提言したり、KAIZENについての指導を行っている。