Touch The World

青年海外協力隊2017年度2次隊でエチオピアに行ってきます!!

【Day3】06/10/2017(Fri)①

 3日目

朝4:30起床。
昨晩は寝るのが早かった。睡眠時間は8時間程度。
酸素が薄いと睡眠が浅いと聞いたが、そうかもしれない…。
疲れが取れた気はしない。しかし、これ以上眠れる気分でもなかった。

シャワーを浴びた。
昨日はお湯が出なくてあきらめたシャワー(笑)
昨日、お湯のスイッチを入れてあったので、1~2分でお湯が出た。
しかし水圧は低い。シャワーを浴び終える前に、お湯が少なくなってきたのか、さらに水圧が弱まった気がする。シャワールームは浴室の角にあり、丸くドアが閉まるようになっている。きちんとしまったように見えたが、終えると水浸しになっていた…(笑)上からまき出るほどの水圧はないし、扉も閉まっていたので、どこかから漏れたのだろう。お風呂マットで床をふいた(笑)

風呂上りのせいもあるかもしれないが、かなり寒い。
昨晩、インジェラを食べに行くときにも寒かった。
日本の晩夏から初秋といったところだ。

朝5:00

 

外から大きな放送が聞こえる。
男性の声で何か歌のようなものを歌っている。
何を言っているのかはもちろん分からない。
恐らくイスラム教のお祈りに関するものだろう。
5分程度で終わった。

Wi-Fi

 

今日の出勤は9:00。時間があるので、昨日撮った写真をLINEアルバムにアップした。
52枚もあるので長い。52枚アップするのに1時間かかった(笑)
やはりネットは弱い…(><)
イライラしそうだ…(笑)

朝7:00

 

朝食のいい匂いが部屋の外からしてきた。
このホテルは食堂がないので、朝食は室内に運ばれてくる。
明るくなってきたのでカーテンを開けて街を見まわしてみた。
ココは4階。日本的に言えば5階。
人々の朝の営みが見える。
朝早くからみんな動き始めていた。
ホテルの周りには個人商店も多い。店先をホウキで掃いていた。
クルマ通りも多い。
フィリピンは5秒に一回クラクションを鳴らすのでうるさいし怖かったが、
エチオピアの道路事情は今のところ悪くない。
横断歩道があまりないのだが、横断しようと様子を見ていると結構止まってくれる

 

 

ホテルの朝食!

 

7:30過ぎ。
部屋の電話が鳴った。朝食ができたので、部屋のドアを開けてくれとのこと。
目玉焼きとトーストとマンゴーチマキ(ジュースのこと)とコーンフレークとコーヒーだった。目玉焼きは昨日オーダーした通り、野菜も刻んだものが入っていた。エチオピアの香辛料は青唐辛子なのかもしれない。昨日のイエメン料理にも入っていたし、今日の目玉焼きにも入っていた。油との相性が良く、とてもおいしい。目玉焼きは少し油っぽかったがおいしかった。

トーストにはバターとハニーがついていた。
バターの皿には、なぜか水が…。冷たいバターを乗せたからだろうか…。
少し気になる…(笑)

コーンフレークの触感は、日本のものと違い、噛むと少し歯にくっつく。
ミルクを入れて食べた。ミルクの味も少しだけ違う。若干薄いかもしれない。

コーヒーはさすが本場。
スッキリとした味わい。後味もさっぱりしている。ストレートで飲むのが良さそう。
魔法瓶500ミリボトルにたっぷり入れてくれていた。

マンゴーチマキは昨日のストロベリーに比べると感動が薄い。
甘さがなかったからあろうか。でもフレッシュな香りがして、とてもおいしかった。

2度目の出勤

9:00にホテルにJICAカーが迎えに来た。
出勤途中にスラムを見る。長屋をカーテンで仕切っていた。
朝晩は寒くないのだろうか?

昨日に続き、オリエンテーション
午前中は担当していただく調整員(協力隊のサポート役)と私たち隊員との自己紹介の時間。応募試験の時には言わなかった本音ベースの志望動機を聞かせてくれと言われ、ざっくばらんな時間となった。
エチオピアに現在いる調整員は3名。活動している隊員は60名を超える。
調整員はかなり大変な仕事なようだ。

みんなの志望動機を改めて聞いて、身が引き締まる思いがした。

みんなの志望動機

 

例えば、小学校教育の隊員。
新卒で、協力隊に参加しているため、先生の経験はない。
ただ、現在の学校の先生は、自分たちにできることしかしていない。
児童・生徒に良いと分かっていても、面倒くさくてしていないこともたくさんあるのでは?そういう雰囲気を変えていくために、厳しい環境で力をつけようと、協力隊に参加したとのこと。

例えば、自転車競技の隊員。
競輪の世界でプロを目指していたが、学生の頃にケガで断念。
サポートに回ることにした。トレーナーとしての勉強を積むうちに、自分のしてきた練習が無意味だったと分かり、ショックを受ける。正しいトレーニングで、夢を諦める人を減らしたい。自転車競技の発達した日本ではただのトレーナーでも、これから発展するエチオピアなら国レベルで貢献できると思い、参加。

例えば、水の防衛隊の隊員
学生時代にボランティアに参加し、とても充実した時間を過ごした。
卒業と同時に就職はしたものの、まだ自分のなかでやり残した感があり、
もう一度何かに挑戦したいと思っていた。今なら、英語も少しは話せるし、営業力もついた。昔に比べて役に立てると思い、参加した。

例えば、理科教師の隊員。
子どものころから学校はエスカレーター方式で進学。就職にも特に苦労はしなかった。ある日、同僚に「夢は何?」と聞かれて、夢の無い自分に気づかされる。夢探しをしていくうちに、協力隊のポスターを見つけ、心機一転挑戦することにした。

例えば、コミュニティ開発(会計)の隊員。
銀行に4年勤める。もともと国際協力に興味はあったものの、真剣に取り組む機会のないまま、今日まで来ている。4年勤めて会社内での将来像が見えてきた。帰国後の転職も含め30までに人生をやり直すなら今しかないと思い、昔から興味のあった国際協力の入り口である協力隊に参加。