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青年海外協力隊2017年度2次隊でエチオピアに行ってきます!!

合格率について雑感

2017年度春募集が開始されています。

さて、最近2017年度春募集の募集情報がJICAホームページに公開されました!
今回の募集は、3月31日(金)~5月10日(水)まで。
これに応じて全国で「体験談&説明会」が3月18日~4月30日まで行われるとのこと。

お考えの方は、是非ホームページのチェックと説明会の参加をしてみてくださいね!

ところで、気になる青年海外協力隊の合格率は…?

今後受験される方は、いわゆる「合格率」みたいなものが気になると思います。
私も受験時には気になりました(笑)「受けたところで、受かるのか?」と。
「途方もない夢なら時間の無駄だから、他のことを頑張ろう。」と思うのは、自然なことですよね!

一言で申し上げると…。

合格率は、決して高くない!誰でも挑戦する価値あり!と思います。

合格率を計算してみました

は、JICAからは「合格率」みたいなわざわざ計算された情報は公開されていませんが、用意された要請数に対して、どれだけの応募者がいて、どれだけの合格者がいたのかは、公開されています。

2016年度『秋』募集合格率

例えば、こちらの資料。

私が受験した2017年度秋募集の合格発表時に公開された選考状況です。
資料右下に今回の応募者・合格者の合計値が載っています。
今回は、青年海外協力隊・日系社会青年ボランティアを併せて、
全体で469名が合格。応募者は1185名。
つまり、合格率は39.57%。
まぁ、ざっと3人に1人が合格する計算です。

私が受験した、人気職種の一つである、コミュニティ開発だけに絞ってみてみても、
合格者67名に対し応募者192名。
合格率は、34.89%。3人に1人です。

もう一つの人気職種である、青少年活動。
こちらは合格者41名に対して応募者200名。
よって合格率は20.5%。5人に1人でした。

JICAのホームページ上では過去6回分の選考状況のPDFファイルが公開されています。
ちらの資料を使えば、自分の気になる職種の合格率は自分で計算ができます。

2016年度『春』募集合格率

参考までに2016年度春募集も見てみると…。

全体の合格者は594名。全体の応募者は1343名。よって合格率は44.22%。
コミュニティ開発の合格者は72名に対して応募者188名。よって合格率は38.29%。
青少年活動の合格者は35名に対して応募者148名。よって合格率は24.30%。
全体値で見ると2016年度春募集の方が、若干合格率が高いですね。

2016年度『秋』募集より選考過程に変化が… 

ちなみに、2016年度『春』募集と2016年度『秋』募集では、
大きな違いが一つありました。
合否に関わる健康診断が、春募集までは1次選考時に提出だったものが、
秋募集から2次選考時提出となりました。

つまり今後、1次選考は純粋に『書類審査』のみという事です。

しかし、1次選考の合格率に春と秋で変化があったか…?というと、

結論は「変化なし」です。

2016年『春』募集における1次選考の合格者の全体値は940名。
応募者は1343名ですから、1次選考合格率は69.99%。
2016年度『秋』募集の1次選考合格者の全体値は834名。
応募者が1185名なので、1次選考合格率は70.37%。

ほとんど変わりませんでした。

結論 

長々と書きましたが、とにかく、3人に1人が合格する世界です。
過去には要請数が少かったので、倍率(要請数に対しての応募者数)が10倍!
なんてこともあったようですが、今は倍率2倍前後。
興味があるなら、試しに応募してみる価値はありそうです。
最後に、2016年度秋募集も含め過去6回分の合格率を計算したものを載せておきます。
参考にしてください(^^)

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